古民家とDIY

田舎で古民家を購入

矢車🏹とロープ🪢

コンクリが固まるまで矢車とロープの作成を行う

矢車とは鯉のぼりのテッペンのくるくる回るアレであるポールとは別売り

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自分で組み立てるタイプなのでサクッと作成

 

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分かりにくいがこんな感じで矢を一本一本割ピンで固定する

 

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チャチャっと完成!意外とデカい

ちなみに生後半年の息子だが体重が10kg近くありこっちもデカい

 

奥に写ってるのは鎧兜

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古民家によく映えるな!

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私が子供の時のモノである

20年以上の月日を経てまた飾られた(まあ70年前の鯉のぼりに比べたら全然だが)

息子が寅年🐯なので張子の虎もいい感じ

2022年産まれは五黄の寅といって男は強く逞しい子に育つそうである

だからあんなにデカいのかもしれん

 

さて次はロープ🪢の作成である

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指汚っっ(指だけアトピー性皮膚炎)🖖

3ツ打ちの9ミリロープ(25m)使用する

こんな感じでカラビナを取り付け細い索をロープ内部に編み込み上下にズレないよう固定した

間隔を1m10cmづつ空けて4つ取り付けコレに鯉を連結させる

鯉🐟は吹き流しを含めて4つある

なおカラビナは錆びたらいけないのでステンレスである

 

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ロープの端同士は舫(もやい)結びで連結する

船乗りがよく使用する結び方であり、どんなに力が加わってもまず解けない強固な結び方である(分かりやすいように緩めにして写真を撮っている)

 

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鯉に元々付いていた麻索は経年劣化で千切れそうになっているため同径のロープを新たに取り付ける

鯉のぼり用の結び方があるみたいだが、経験上もやい結びが最強なんで、もやい結びでガッチリ固定

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隙間をどうするか🧐

コンクリを入れて暫くの間は湿潤養生と言うものをしなければならないらしい

コンクリに水をかけて蓋をする事で急激な乾燥を防ぐ事が目的とのこと

急激な乾燥により割れてしまう

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分かりにくいが1cm程水を張っている

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ブルーシートを被せる

 

必要無かったかなぁと思っていた型枠を作って正解だったのかもしれない

型枠が無ければ水が周りの土に吸われて湿潤養生ができなかったと思われる

 

さて2週間程経過したので型枠を外してみる

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当然だがキチンと正方形になっている

この基礎と土の間をどうすれば良いのだろうかと思案した

土を入れてしまえと考えていたが一度揚げた土を元に戻してもブカブカの土になってしまい最悪傾いたりしないだろうかなどと思い悶々としていた

1トン以上もあるコンクリがそう簡単に傾く訳がないと分かってはいるのだが念には念を入れて隙間にもコンクリを打設することに決定した

私は心配性なのである

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今度は水を多めに入れて撹拌したのでまぜ太郎の内部でくっ付かず快適に練る事ができた

なお、分かりにくいが上10cmぐらいはバイブレータを使用していないので気泡が多い事が分かる

 

コンクリが尽きてしまい少し足りなかったがこれだけ入れれば十分だろうと判断し養生して終了する

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ちなみに後々レンガを上に敷いて見栄え良くするつもり

ポールを立てる

コンクリは打設してから28日経過する事で強度が80%となるらしい

その後1年近くかかってようやく100%の強度になるとのこと

なので28日経過させたところで鯉のぼり🎏を揚げようと思う

だがしかし長い待てない

本当に真っ直ぐ立つのか凄く気になる

自分で作業したからか早く結果が見たいのである

と言うかもうとっくに子供の日は過ぎてしまっている

せめてポールだけでも・・・と思いまだ固まりきっていないが立ててみた

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真っ直ぐである

1人でも余裕で立てる事ができた

ポール自体がアルミなので軽いのもあるが6mぐらいのポールを立てればあとはスルスル伸ばす事ができる

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コンクリート投入🪨

ひたすらまぜ太郎で作ったコンクリートを投入していく

何回やっても中々進まない

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おまけに午後から自治会の山の調査に参加して竹を切ったり害獣避け柵の補修を行ったりメチャクチャしんどい

田舎はスローライフという人もいるが全くそんな事はない

休みの日は雑草と、時には屋根裏のネズミ🐭と戦い

時々家の中に侵入してくるムカデや巣を作り出すハチ🐝を退治し

軒下に羽休めに来た鳥🦅たちの糞を掃除する

たまに自治会作業の草刈りなどに参加する

メチャクチャ忙しい!しかしそれが楽しいのである

田舎生活は自然との闘いであると見つけたり

子供の時は街に近い住宅地に住んでいたこともあってそんな生活は無縁であった

おそらく同じ様な環境に身を置いていたら休みの日はソファに寝そべって屁を放きながらスマホ📱をポチポチゲーム🎮をピコピコするだけのダメオヤジになっていたかもしれん

 

脱線したが話を元に戻す

コンクリートを投入したら締める作業が必要であるコンクリの中に閉じ込められた気泡を抜かないとスカスカになり強度が落ちるらしい

竹の棒で突くと良いそうであるが、文明の利器を使用する

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コイツがコンクリートバイブレータというモノである

先っちょの部分が振動することによりコンクリを締め固める

レンタル工具屋で2000円でレンタルされていた

5cmぐらい入れたら締め固めて、また投入して繰り返して何とか半日づつ2日かけて作業を終わらせる事ができた

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ちなみに2日目はバイブレータを返却したので上10cmぐらいは棒で突っついて締め固めた

やはりその箇所は気泡が多く、バイブレータ大切さが理解できた

まぁちょっとだけだから大丈夫かぁ・・・?

 

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水平を出す📏

この記事を書いている時は既にセメントを入れて固まるのを待っている段階である

子育てと仕事に追われて中々更新することができないが日記みたいなもんなので飽きるまでぼちぼち更新していく

 

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こんな感じで四隅にロープを張り、水平になったところで固定する

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x軸

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z軸
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複合

 

完璧である

が、この時は気が付かなかったが架台とポールを固定するボルト自体に多少の遊びがあったため実際立ててみると僅かに歪んでいた

 

さていよいよコンクリを練る作業に入るのだが

0.6立米のコンクリを人力で練るのはちょっとキツい

そこで秘密兵器を用意した

その名も「まぜ太郎」である

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こいつは約50リットルのコンクリを一度に練ることができる
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だが水が少ないとドラムの内壁にくっついてしまい上手く混ざらない(水を多めにすればキチンと混ざる)

今回は強度を上げるため水セメント比を55%程度にしているため凄くへばり付き上手く攪拌できなかった

なので時々棒で突っついてコンクリを剥がしながら作業を実施した

YouTubeの動画ではよく水を直射にしてかけることでコンクリを剥がしているが、これでは水セメント比が保てなくなる

大変な作業だが全て手で練るよりはかなり楽であった

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型枠と鉄筋🦴

基礎のコンクリを入れる型枠と鉄筋を作成する

そのまま穴に流し込めば良かったんだがこの時は何故か型枠を作らねばと思っていた

と言うわけで近所のホームセンターでコンパネを購入

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コンパネを四角に固定するのだが

0.6立米ものコンクリが内側から押し広げる力は想像もできなかったのでとにかく頑丈さを追求してみた

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次に鉄筋の作成を行う

鉄筋を入れろと取説には書いていないのだが

もし倒れたら色々怖いので兎に角強度を追求する

田舎にはワイヤーメッシュを山から降りて来る獣除けに使われる事が多いようである

古くなって処分するメッシュを頂いてこの様に加工した

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コイツ等をぶち込む前に穴の中に砂利を敷き詰めて転圧する

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転圧機はネットで調べて自作したもの

持ち手にゴムシートを巻いてグリップを良くしている

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砂利を転圧したら型枠と鉄筋をポイポイ放り込む

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次は基礎の水平を出す最も大事な作業だ

 

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まずは穴掘り🕳

基礎を埋設するためまず穴掘りを開始する

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手掘りで作業しているが思ったより楽勝だな・・・と思っていたが途中から固ったい粘土質にぶち当たったあたりから雲行きが怪しくなってきた

上の画像の側面が柔らかい土で下の黄色ぽいのが粘土である

剣先スコップの歯が立たない

まぁ思いっきり踏み込めば多少は入るがそれでは効率が悪い

近所のオジサンに何か良い方法は無いかと相談したところ「コイツを使いな」と貸してくれたのが

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複式シャベルというものらしい

土にぶっ刺してそのまま土を挟んで掬い取れる優れもの

剣先スコップよりは早く掘れるようにはなったのだが足で踏み込めず全て腕の筋肉に依存する分疲労が半端ない!筋トレには良いんだろうけど・・・油までさして貸してくれたのに

おじさんスミマセン・・・

何か良いものはないだろうかと思案した結果コイツらが良い仕事してくれた

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大ハンマーとバールである

コレをこの様に使用する

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・・・なんと言うか実に野蛮な感じがする

そもそもハンマーの使い方が違う

まぁそんなことはどうでも良く、メチャクチャ効率がUPした

バールは実に有能である

コレに使う!っていう明確な目的はあまり無いのだが今回の様に役に立つ事が多い

 

この方法で砕いた粘土をスコップで掬い上げネコ車(なんでネコなんだろ)で運搬する

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80cmでいいのに90cmも掘ってしまった

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